"and/or" という表現を使うのはよいかということについて書かれたブログ記事を見つけましたので、ご紹介します。

http://writingmatters.typepad.com/blog/2010/01/using-andor-in-a-sentence-is-just-plain-dumb.html

この記事では、様々なスタイルガイドを調査した結果が示されています。
いずれのスタイルガイドでも「使用を避けるべき」または「使用しない」と示されているようです。

対処方法については、以下が挙げられています。
  • "or"という意味の場合は、"or"を、"and"という意味の場合は、"and"を使う。
  • 常に"or"を使う。
ただし、実際に『「AまたはB」または「AとB」』を表したいときはどのようにすればよいのでしょうか?ブログへのコメントには以下のような提案が示されています。
  • a, b, or both
  • a or b or both


MS Wordで開いている文章を、表記ルール定義ファイルに基づいてチェックするツールを公開しました。詳しくは、以下のリンクをクリックしてください。

http://mediaefx.com/Word2003_style_checker_release01.php
ExcelファイルのA欄にソース言語、B欄に対応ターゲット言語が記述されていファイルをTrados Workbenchにインポートできるファイル(Translator's Workbench Textファイル)に変換するツールを作ったので公開します。

XLS_to_Trados_WorkBench.zip

使い方
上記zipファイル解凍し、実行ファイルをダブルクリック。
ソース言語、ターゲット言語を設定し、XLSファイルをウインドウにドロップ。

動作を確認したのは、以下だけです。

Windows XP SP3日本語版
Microsoft Excel 2003日本語版
TRADOS 7 Freelance & Trados 2007 Professional

ソフトの使用に関して
本ソフトはフリーウェアです。ご自由に配布していただいてかまいません。
本ソフトの使用は自らの責任において行ってください。
本ソフトを使用することによって発生するいかなる事象についても賠償/保障に関する一切の責任を負いません
本ソフトの不具合などを修正する責任を追いません。
ただし、ご提案をお聞かせいただければ、検討させていただきます。

自分のための覚え書きですが、一応紹介します。
初歩的なことであまり役に立たないとは思いますが。

LANケーブルの「クロスケーブル」ですが、英語では、crossover cable です。
次のような表現は混乱を招く恐れがあります。少なくとも私は混乱しました。

Setting the Communication Mode to Enable or Disable Encryption

これは、「通信モードを設定することによって暗号機能を有効または無効にする」ということが言いたいのですが、「AをBまたはCに設定する」ということを表す「Set A to B or C」という形式によく似ているため、「通信モードを Enable (Encryption)またはDisable Encryptionに設定する」という意味で解釈しようとして混乱する可能性があります。
特にこの例のように各単語の頭文字が大文字になっている見出しでは、「Enable」と「Disable」が画面表記(あるいはボタン名)に見えるため、誤解を招きやすくなると思います。一意に解釈できる書き方を以下に示します。

Specifying the Communication Mode to Enable or Disable Encryption
Configuring the Communication Mode to Enable or Disable Encryption
Enabling or Disabling Encryption by Setting the Communication Mode
Setting the Communication Mode in Order to Enable or Disable Encryption


補足
Microsoft Manual of Style Third Edition では、以下のような記述があります。

in order to    A verbose phrase that is usually unnecessary. Use just to instead.

つまり、「in order to」はたいていの場合、冗長な語句であるので、単に「to」を使いなさいということです。「たいていの場合」ですから、この場合は、明快な文にするため、あえて「in order to」と書き出すということになります。


前回のブログ記事に基づいた英文(訳ではありません)を例に弊社での
英文チェック工程を紹介します。

今回は、私が作成した原稿を英語を母国語とする社員に2人にチェックしてもらいました。

私が作成した英文(クリックすると拡大できます。)
01.jpg

1人目の社員のチェック結果(クリックすると拡大できます。)
02.jpg

2人目の社員のチェック結果(クリックすると拡大できます。)
03.jpg

最終の英文(クリックすると拡大できます。)
05.jpg

今年に入ってから受注状況が著しく悪化している。前期の同時期の売り上げと比較すると1/4ぐらいになっている。過去15年間何度か不況と呼ばれる時期があったが、幸い弊社の受注状況にはあまり影響がなかった。しかし、今回の不況は違う。お得意様も相当大変そうだ。一時帰休を実施しているところも多い。

弊社もいよいよ社員を一時帰休せざるを得なくなった。4月は、社員に長期間一時帰休してもらうことにした。国からの中小企業緊急雇用安定助成金は本当にありがたい。この制度のおかげで、今年の夏ぐらいまでは、なんとかリストラをしなくて済むであろう。せっかくここまで築きあげてきた社内のチーム体制での翻訳環境が白紙に戻ってしまうのはなんとしても避けたい。

この状況に関しての社員の理解も大変ありがたい。弊社の給与体系は、成果報酬の割合が多いため、このように仕事がない状況になると、社員の給与は伸びない。経験を積んできた社員がもっと条件のよい職に転職してしまってもおかしくない状況であるが、会社の受注状況が回復しないかどうかをできるだけ様子を見てくれそうである。また、心を打たれたのは、「社長としては、私が早く去った方がよいですか。」ととてもオープンに聞いてくれたところだ。これは、私が会社をどうしたいのかということを問いかけているということになる。

苦しい状況から開放されたいという気持ちがないと言ったらうそになる。リストラを実施し、昔のようにフリーランス形態に戻れば、様々な心配事から開放されるからだ。自分の家族だけの生活を成り立てていくぐらいの売り上げならば、なんとか確保できるであろう。

ただし、安易な道を選ぶのは間違いだ。弊社で展開しているチームによる翻訳環境は、個人個人の翻訳能力やライティング能力を効率よく向上させることができる。お客様に最高の品質の翻訳を提供するためにも不可欠である。英語を母国語とする社員から学んでいることは計りきれないし、チームで仕事をすることは、人と人とのコミュニケーションを養い、人格をも磨いてくれる。このすばらしい仕事環境を放棄することは、自分の成長にブレーキをかけてしまうことになる。

どうにかこの難局を切り抜けたい。

2008年を一言で括るとしたら、事業拡大路線の続きであったということになると思う。
社員を増やし、受注する仕事も増やそうと努力した1年であった。

結果的には、何回か新たなお客様と取引をさせていただく機会をいただいたが、
継続的に仕事を発注していただけるような関係を築けなかった。その理由は、いくつか
考えられるが、一番大きいのは、自らの事業拡大ばかりに目が行っていて、
お客様の声を聞くことができなかったからではないか。
「弊社には卓越した英語を母国語とする翻訳者がおります。品質管理担当は、米国滞在暦15年の元エンジニアです。」
このような宣伝文句を一方的に発信するばかりで、お客様が何を求めているのかを
じっくり聞く姿勢がなかったのだと思う。このような姿勢・態度は、お客様は
敏感に感じ取っているに違いない。

また、思うようにお客様を増やせなかった理由は、過去の成功が現在の成功に
つながらないということに起因していると思う。
実際には、過去の成功は現在の失敗につながる。
私が独立して翻訳者の道を歩みだした時は、インターネット時代の幕開けであった。
当時は、無名な個人でもインターネット経由で大企業のウエブマスターに問い合わせ、
ご担当の方に取り次いでもらえる時代であった。
今振り返ってみると、本当に運がよい時代に独立したものだと思う。そのような
方法でお客様と関係を築けたからこそ独立したという順序だったかもしれないが。

今は、この方法は通用しない。インターネット経由で問い合わせても返事さえ
いただけない。ということは、別の方法でお客様と接点を作る必要が
あるのである。それは、お客様との直接なコミュニケーション
(face-to-face communication) であろう。

2009年は、現在取引をさせていただいているお客様の声をよく聞いて
お役に立つことに専念したいと思う。

久しぶりに書き込みます。

今年の締めくくりとして社員に自己評価を書いてもらったのですが、その中で「internalize」という言葉が書かれていました。「自分のものにする」とか「内面化する」という言葉ですが、新鮮だったのでご紹介致します。次のような文でした。

I want to internalize the feedback that I receive from John regarding my writing.

早速、これに習って、私も来年の目標を以下のように書いてみました。

I want to internalize the concepts covered in "The Seven Habits of Highly Effective People."



まったく本業とは関係ないことではありますが、オンラインでクリスマスプレゼントの買い物をしていてとても失望したことがあるので、ビジネスアイデアとして書き留めたいと思います。

実際の店頭の玩具売り場に行きますと、商品が分類ごとに棚に陳列されています。例えば、幼児用のプラスチックの車の玩具を探したいと思ったら、何らかの車関係の玩具がおいてある棚を見つければ、その付近にあります。
しかし、オンラインストアではそうはいきません。「車 幼児用 プラスチック」というような検索用語を入力しても検索結果には、まったく関係のない玩具がずらずらと並んでいるばかり。しかもそこから関連商品の分類へジャンプするようなリンクがありません。
なぜ、オンラインストアは、実際の店頭の棚のように商品を分類して、表示し、視覚的に辿れるようにしないのでしょうか。

アイテム

  • 05.jpg
  • 03.jpg
  • 02.jpg
  • 01.jpg
  • schedule_sample.gif

タグクラウド