2008年5月アーカイブ

I don't know if this information is worth anything, but a general Google search
produced the following results.

"Be sure to" is used about four times as much than "make sure to."
"Make sure that" is used about four times as much than "be sure that."

They are all used very frequently.
今翻訳している取扱説明書に「目的別もくじ」という言葉が出てきます。
通常の目次とは違い、次のように目的別に参照先が書かれているページの
見出しです。

「どんな機能があるのか知りたい」 -> 15ページ
「指定した時間に自動的に電源がオンになるようにするには」 -> 20ページ
「電池を入れ替えるには」 -> 25ページ

実例: http://www.nissay.co.jp/okofficial/kojin/syouhin/seiho/shiori/bunkatu/mokuteki.html

この「目的別もくじ」の直訳はないと思われるため、意訳しなければなりません。
このような見出しを通常英語では何としているかご存知でしたら
ご教授いただけないでしょうか。

思いついたのは、

    * How To...
    * How-to Index

です。ただし、上記2つの見出しは、「どんな機能があるのか知りたい」という
項目に対してはしっくりきません。なぜなら、この項目の英訳は、
「What kinds of features are available?」というような「What」で
始まる質問だからです。(How to ではない。)

関連しそうな言葉を以下に書き出します。
question, topic, reference, objective

ご提案やヒントなどありましたら、コメントに書き込んでいただければ
幸いです。よろしくお願いします。
和文:「ハード的にAに接続されているB」
英文:「B that is (are) hardwired to A」

今日はかなり細かい話です。
今翻訳している文章にタッチパネル上のある部分を「すばやく2回押す」という
表現が出てきました。つまり、普通のパソコンで言う「ダブルクリック」のことです。

まず、「touch the *** area twice quickly」という表現を思いついたので、Googleで
「touchscreen "twice quickly"」を検索したところ、Dell社のウエブサイトで使われて
いることが分かりました。

ただし、この表現は「***」の部分が長いと読みづらくなるので
もっと簡潔な表現がないか調べたところ、「double-tap」という言葉を見つけました。
AppleのiPodの操作解説によく使われていることがわかりましたが、Microsoft社で使われて
いれば問題ないだろうと、Googleで「"double-tap" site:microsoft.com」を検索したところ
msdn のウエブページでも使われていることが分かりました。

ちなみに「タッチパネル」は、「touchscreen」です。

「タッチ」という言葉に影響されて、最初に「double-touch」なんて言葉を検索して
しまったところがまだまだですね。(笑)


以下は効果的なコミュニケーションの原則です。
ご覧のとおり、「C」で始まる言葉に絞ってあり
「The C's of communication」というように言ったりします。
いくつかパターンがあるようですが、ここでは、
http://www.jeanweber.com/news/tenews25.htm
で紹介されているものを引用します。

Clear
Your goal is to make what you write easy to read and understand.
  • Use terms your readers understand.
  • Write in plain language.
  • Use strong verbs in the active voice.
  • Where you have a choice, choose the simple over the complex.
  • Use familiar words.
Concise
Include what people need to know, and keep nice-to-know information to a minimum.
  • Use bullets wherever possible.
  • Be brief.
  • Write to inform, not impress.
  • Use short, simple sentences.
  • Avoid unnecessary words.
  • Edit ruthlessly.
Consistent
Use the same terminology in all to avoid confusing the readers. For example, if you first use the word "type" to describe entering information on a computer, do not use the word "input" later in the procedure.
  • Adopt the "Pick and stick" rule (choose terms, titles, style conventions etc. and stick to them).
  • Avoid ambiguity.
Coherent
Organize your materials so they are easily understood.
  • Use advanced organizers.
  • Present information in a logical sequence (from the readers' point of view).
  • Present the steps in a procedure in the order they are typically carried out.
  • List all steps of one activity before beginning the next.
Coordinated
Consider whether your documents are coordinated:
  • with all related areas or departments
  • with other policies and operations
  • so that all information arrives at the same time (for example, forms, disks, sales and service kits, promotional materials, or videos)
  • for delivery of the right information to the right people at the right time, with the approval of all business partners
Complete
Include all the information needed to allow readers to effectively and knowledgeably complete their tasks (that is, ensure customer/reader expectations are met or exceeded).

翻訳者として特に重要なのは、clear、concise、consistent、complete
の4つだと思います。coherent については、多少翻訳者にも権限が
あるかもしれません。coordinatedについては、翻訳者には権限が
なさそうですね。
また、この一覧にないもので、よく取り上げられるのは、correctですね。

いつも当ブログにご来訪いただきまして、まことにありがとうございます。

私にとっては、ブログ記事を書くこと自体がライティングを練習するいい機会になります。
ブログ記事に間違いや分かりづらい表現がありましたら、コメントでドシドシ
ご指摘いただければ大変有難く存じます。よろしくお願いします。

この記事に対してご指摘があったりして... (汗)

例えば、次のような和文があったとします。

和文:

    何らかのエラーが起きたときに警告ブザーを鳴らすか否かを選択します。

英文:

    Select whether to sound a buzzer when some kind of error occurs.

上記のセンテンスでも十分通じると思いますが、ちょっと工夫することで
より親切なセンテンスになります。

親切な英文:

    Select whether or not to sound a buzzer when some kind of error occurs.

最初のセンテンスでは、読み手はセンテンスを読み終えるまで、
「whether or not」の「or not」が省略されているということが分かりません。
つまり、センテンスの途中では、「警告ブザーを鳴らすかまたは警告ランプを
点灯するか」というような展開になるかもしれないと読み手は無意識に
考えるわけです。一般の文章では、「or not」がよく省略されていますが、
テクニカルライティングでは入れた方がよいと私は考えます。
これは、テクニカルコミュニケーションの原則の1つである「be complete」に
該当すると思います。

次回は、テクニカルコミュニケーションの原則について書きたいと思います。

テクニカルライティングでは、極力誤解をされないように、明瞭な文章を書く
必要があります。

例えば、ある装置をパソコンから制御する通信コマンドで、次のような
コマンドの説明があったとします。

和文:
タイムスタンプを保存するかどうかを設定/問い合わせします。

現在形の英文:
Sets or queries whether or not timestamps are stored.

このように書くと、「Sets」に対しては誤解は生じませんが、
「queries」に対しては、「タイムスタンプが保存されているかどうか」と
誤解される可能性があります。

未来形の英文:
Sets or queries whether or not timestamps will be stored.

このように書くと「queries」に対しても、「タイムスタンプが保存されているかどうか」と
誤解される可能性はなくなります。

[注釈]
Microsoft Manual of Style Third Edition にも書かれているように
テクニカルライティングでは、過去形や未来形よりも現在形の方が読みやすいです。
従って、現在形が基本なのですが、ここでは誤解を招かないように未来形を
使う例を示しています。

Today, I would like to write about the English translation for the phrase
"前回(パケットを)送信した時刻からの経過時間."
This phrase appeared in a specification document for a proprietary
communication protocol.

Unclear and maybe ambiguous (my translation, yikes!)
the elapsed time from the previous transmission
(This could be misinterpreted to mean the elapsed time information that was included in the previous packet.)

Clearer
the elapsed time since the previous transmission

Clearest (a suggestion from the Japanese-to-English Prestidigitator)
the amount of time that has elapsed since the previous transmission

今日は、「機能」という言葉の英訳について書きたいと思います。

私はかなり長い間この言葉をあまり深く考えることもなく、単に「function」と訳していました。
しかし、弊社の優秀なアメリカ人翻訳者に、「function」は日本語の「機能」ほど
広義の用語ではなく、意味によっては「function」は使えないという指摘を受けました。

たとえば、製品カタログには対象製品の特長が記載されていますが、その中で
よく「~機能」という項目を見かけます。たとえば、「データ転送機能」です。
この適訳は、「Data transfer feature」や「Data transmission feature」です。
「特長」という見出しの下に書かれているのであれば、「feature」を省略して、
単に「Data transfer」とか「Data transmission」とした方がよい場合もあるかと思います。

「function」という言葉は、「役割」とか「働き」というような意味でしか使えないんですね。
どのようなところに使うか例を以下に示します。

ボタン名       機能
――――――――――――――――――――――――――――
データ保存   画面に表示されているデータをファイルに保存します。
プリント        画面に表示されているイメージを印刷します。
上記のような表があった場合、この「機能」の適訳は「Function」です。
「Description」と意訳してもよいとは思いますが。

さて、前回、Microsoft社の「Language Excellence Style Guides - 日本語」について
紹介させていただきました。

このスタイルガイドによると、

「複数の英単語で構成される複合語をカタカナで記載する場合...
原語にスペースが入っている場合は....単語の区切りに合わせて
半角スペースを入れます。」

と書かれています。つまり、「dialog box」は、「ダイアログ ボックス」というように
半角スペースを入れなければならないということになります。

なぜ、このような規則を作ってしまったのかはさておき、日本語を入力中に
このようにいちいち半角スペースを入れるのは余計な手間がかかるという
意見が聞かれます。
実は、これは、IMEの設定を少し変えるだけで対処することができます。

ここでは、Windows XPのMicrosoft IME Standard 2003の設定を変えて、
Spaceキーは常に半角スペースを入力、Shift+Spaceは全角スペースを
入力するように設定する方法をご紹介します。

  1. 言語バーを右クリックし、「設定」をクリックします。
  2. 「プロパティ」をクリックします。
  3. 「入力設定」の「スペースの入力」を「常に半角」に設定します。
    これで、Spaceキーは常に半角スペースを入力するようになります。
  4. 「キー/ローマ字/色の設定」の右側の「設定」アイコンをクリックします。
  5. 「キー設定」タブの「Shift+SPACE」の「入力/変換済み文字なし」のセルを選択し、
    「変更」をクリックし、「全角空白」を選択して、「OK」をクリックします。
    これで、Shift+Spaceは、全角スペースを入力するようになります。

アプリケーションソフトウエアの解説書や取扱説明書を英訳することがよくあります。
英語では、Microsoft社が出版している Microsoft Manual of Style という
スタイルガイドがあるので、それに従って、ユーザーインタフェースに関する記述を
統一することができます。
しかし、今までは日本語版はなかったので、お客様からいただく原文は、
かなりばらつきが見受けられました。

Microsoft Manual of Style に書かれていることは日本語にも適用できることが
多くあり、この本を日本語向けに翻訳したらお客様にとっても便利であろうと思っていました。
最近、jacquelinetさんが運営されている「IT翻訳者の疑問」というはてなダイアリー
(2008/4/6の記事)を拝見させていただいていたところ、Microsoft社から
Language Excellence Style Guides - 日本語」が公開されていることを
知りました。

本ガイドには、かなり議論を呼びそうな規則も書かれていますが、各社の独自の
スタイルガイドを整備する上で参考になると思われます。

はじめまして、エレクトロニクス関連の技術翻訳(主に日英)を仕事にしている
有限会社メディア・イフェクツの大里(ペンネーム:Arturo_Tak)と申します。
よろしくお願いします。

まずは、簡単な自己紹介をさせていただきます。
父親の仕事の関係で、私は、小学3年から大学を卒業するまでの15年間、
アメリカで暮らしました。大学では電子電気工学を専攻しました。
卒業後は帰国し、あるメーカーで通信機器のソフトウエア技術者として
5年間仕事をさせていただきました。その後、独立して翻訳会社を設立し、
今に至っています。翻訳の仕事には、11年携わっております。

昨年までは、翻訳に関しては自分一人でガツガツ仕事をしてきましたが、10年を節目に
チームを組んで仕事をするように切り替えました。この切り替えの最大の理由は、
チームメンバーがお互いの翻訳を校正することにより、お客様に提供する文章の
品質を上げると同時に各メンバーの翻訳力や表現力を向上させることができるという
相乗効果です。 事実、一人で翻訳していたときよりも速いペースで自分の書く文章が
よくなっていることを実感できていますし、なによりも翻訳することや文章を書くことが
今まで以上に楽しくなりました。

このブログでは、翻訳者としてまた翻訳会社の経営者として、日頃感じたこと、
疑問に思ったこと、学んだことを書き込みたいと思います。また、どの程度お役に
立てるかは存じませんが、翻訳に関する質問などがありましたら、コメントとして
書き込んでいただければ、できる限りお答えするように心がけます。

よろしくお願いします。