はっきりと書く - whether or not

例えば、次のような和文があったとします。

和文:

    何らかのエラーが起きたときに警告ブザーを鳴らすか否かを選択します。

英文:

    Select whether to sound a buzzer when some kind of error occurs.

上記のセンテンスでも十分通じると思いますが、ちょっと工夫することで
より親切なセンテンスになります。

親切な英文:

    Select whether or not to sound a buzzer when some kind of error occurs.

最初のセンテンスでは、読み手はセンテンスを読み終えるまで、
「whether or not」の「or not」が省略されているということが分かりません。
つまり、センテンスの途中では、「警告ブザーを鳴らすかまたは警告ランプを
点灯するか」というような展開になるかもしれないと読み手は無意識に
考えるわけです。一般の文章では、「or not」がよく省略されていますが、
テクニカルライティングでは入れた方がよいと私は考えます。
これは、テクニカルコミュニケーションの原則の1つである「be complete」に
該当すると思います。

次回は、テクニカルコミュニケーションの原則について書きたいと思います。

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