FrameMakerファイルをTagEditorで「快適に」英訳する

FrameMakerで作成された和文をTagEditorを使って「快適に」英訳するには、次のような工程が必要になってきます。

  1. 事前に不要なフォントタグを削除する。
    和文の作成方法にもよるかもしれませんが、日本語文字とアルファベット文字が混在していると日本語文字になるたびに文字書式の言語が「Nihongo」になり、英語文字になるたびに文字書式の言語が「USEnglish」になります。これをそのまま、S-Tagger for FrameMakerでSTFファイルに変換すると、大量の<:fc>タグがソーステキストに入ってきてしまい、TagEditorでの翻訳作業をやりにくくするだけでなく、翻訳メモリ(TM)もタグだらけになりメモリ内検索に支障をきたします。
  2. 事前に和文の索引項目の読みを削除する。
    和文の索引を作成するには、索引項目の読みが必要ですが、英語では不要です。
    翻訳の工程で削除しておかないと、FrameMaker上で一つ一つ読みを削除する作業が発生してしまいます。
  3. S-Tagger for FrameMakerのVerifierのバグを回避する。
    内部タグに日本語が含まれている場合、Verifierは日本語の部分を認識せず、内部タグエラーが起きてしまいます。例えば、相互参照のタグ <:xr "30ページ" 1>というようなタグがあった場合、Verifierは、訳文内に完全に一致する<:xr "30ページ" 1>というタグがあっても<:xr "30" 1>と認識してしまい、以下のエラーを発生してしまいます。
    "The internal tag <:xr "30" 1> is not a valid tag."
弊社では、上記1と2については、秀丸マクロを使ってmifファイルを事前にクリーンアップしています。このマクロを公開します。[マクロをダウンロード]

  • このマクロはすべての不要なタグを完全には消去できないかもしれません。
  • このマクロは自己責任でお使いください。
  • このマクロを使うことによって発生するいかなる事象についても、弊社は賠償/保障に関する一切の責任を負いません。

上記3については、回避方法があります。以下に示します。

  1. Workbenchで、エラーが起きたTTXファイルをクリーンアップします。RTFファイルが出力されます。
  2. S-Tagger for FrameMakerのSettingsタブで、STF file format を Rich text format (RTF)に設定します。
  3. Convert STFタブで、RTFファイルをMIFに変換します。
この手順を踏むことによって、S-Tagger for FrameMakerのタグチェックをバイパスすることができるようです。(タグチェックをバイパスするので、他のエラーがあるとFrameMaker上で問題が起きるかもしれません。他のエラーを事前に修正しておくことが必要です。)

上記について改善方法などありましたら、ぜひお聞かせください。

弊社が使用しているアプリケーションのバージョン情報
  • TagEditor 8.0.0.826 (Build 826)
  • S-Tagger for FrameMaker 8.0.0 (Build 809)
  • FrameMaker 7.1p116
  • 秀丸 5.11 & HMJRE.DLL V1.72

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: FrameMakerファイルをTagEditorで「快適に」英訳する

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mediaefx.net/mt-tb.cgi/120

コメントする