TC協会開催の「製作ステップアップ講座」

6/26と6/27にテクニカルコミュニケーター協会(TC協会)開催の「製作ステップアップ講座」を受講してきました。盛りだくさんの講座でしたが、その中でも今後の日本メーカーの取扱説明書がどのように変わっていくのかについての見解がおもしろかったです。
(ここで紹介させていただく情報は、私の解釈が入っていますので、TC協会様が意図していた内容と必ずしも一致しないかもしれませんのでご注意ください。)
まず、「マニュアル」や「取扱説明書」という言葉はすでに古く、今後は「取扱情報」として捕らえていかなければいけないというお話が新鮮でした。確かにお客さんが必要とする製品に関する情報は、単に操作手順を説明している取扱説明書ではまったく賄いきれなくなっており、オンラインで閲覧できる製品紹介チュートリアルビデオや「こんな用途で使ってみてはどうですか」といった提案の情報など、多岐に渡っています。
また、取扱説明書自体、製品を使うためだけでなく、その製品を購入するかどうかの判断資料として使われるようになっているというお話がありました。新製品のニュースリリースがあると、その製品の取扱説明書のダウンロードアクセスが増えるという現象が起きているということです。つまり、取扱説明書は、カタログやパンフのような役目も果たすようになってきているということになります。
また、取扱情報は、すでに紙で提供されるものと紙以外で提供されるものの分離が進んでいますが、今後、紙で提供される部分はますますページ数が減少し、様々な媒体で提供される情報への窓口の役目を果たすようになるであろうという見解が示されました。

産業翻訳を中核の業務とする弊社としては、色々な媒体や形式で提供される情報に対応できるようにしておかなければいけないと再認識するいい機会になりました。

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コメント(2)

こんばんは。
コメント欄を僕だけで独占してるみたいで申し訳ありません。

昨夏のTC協会シンポジウムに行った際のレポートです。
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2007-10-16-2

TC協会シンポジウムは今年もやるのに、ウチの会社、今年は案内さえ回して来ません。
ウチの会社、取説メーカーなんですよ。
問題だらけなんですよ、ウチの取説。

それを改革しようとレポートを書いたら、「危険人物」とみなされてしまいました。

は~↓。

TC協会シンポジウムのレポートをありがとうございます。今回の講義でも、松下さんの取説のデザインを長年担当されてきた方のお話がありました。
見開き全面を使った効果的な図の紹介がありましたが、目を見張るものがありました。
世界のあらゆる国へ製品を輸出する企業にとっては、取扱情報を文字を使って伝えようとしていては、時間と費用ばかりかかってしまいます。また、対象言語への翻訳が適切でないとブランドイメージに傷を入れてしまいかねません。
弊社は翻訳業を柱としていますが、様々なメディアを効果的に使った取扱情報のソリューションを提案していきたいと考えております。弊社の社名「メディア・イフェクツ」の由来はこの「様々なメディアを通して効果を発揮する」という意味から来ております。

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