2008年の反省

2008年を一言で括るとしたら、事業拡大路線の続きであったということになると思う。
社員を増やし、受注する仕事も増やそうと努力した1年であった。

結果的には、何回か新たなお客様と取引をさせていただく機会をいただいたが、
継続的に仕事を発注していただけるような関係を築けなかった。その理由は、いくつか
考えられるが、一番大きいのは、自らの事業拡大ばかりに目が行っていて、
お客様の声を聞くことができなかったからではないか。
「弊社には卓越した英語を母国語とする翻訳者がおります。品質管理担当は、米国滞在暦15年の元エンジニアです。」
このような宣伝文句を一方的に発信するばかりで、お客様が何を求めているのかを
じっくり聞く姿勢がなかったのだと思う。このような姿勢・態度は、お客様は
敏感に感じ取っているに違いない。

また、思うようにお客様を増やせなかった理由は、過去の成功が現在の成功に
つながらないということに起因していると思う。
実際には、過去の成功は現在の失敗につながる。
私が独立して翻訳者の道を歩みだした時は、インターネット時代の幕開けであった。
当時は、無名な個人でもインターネット経由で大企業のウエブマスターに問い合わせ、
ご担当の方に取り次いでもらえる時代であった。
今振り返ってみると、本当に運がよい時代に独立したものだと思う。そのような
方法でお客様と関係を築けたからこそ独立したという順序だったかもしれないが。

今は、この方法は通用しない。インターネット経由で問い合わせても返事さえ
いただけない。ということは、別の方法でお客様と接点を作る必要が
あるのである。それは、お客様との直接なコミュニケーション
(face-to-face communication) であろう。

2009年は、現在取引をさせていただいているお客様の声をよく聞いて
お役に立つことに専念したいと思う。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2008年の反省

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mediaefx.net/mt-tb.cgi/204

コメントする